CTやMRIを用いて疾患による形態上の変化を画像化し診断します。

白内障をはじめ、すべての眼疾患の診断と治療を行っております。
また、最先端の基礎研究・臨床研究成果を世界に発信し、且つそれを診療で実践するように努めています。
充血や涙やけ、眼を擦るといった比較的軽症な症状から失明、眼腫瘍に至るまで幅広く対応しております。

腫瘍に対し単独あるいは手術や化学療法と併用で放射線照射治療を行います。

当診療科では、循環器や呼吸器疾患に対して診断から治療までを一気通貫に実施しております。「無症状だけど心雑音がある」から「呼吸が苦しい」、「咳が止まらない」まで幅広く対応しておりますので、お困りの場合はご相談ください。また、先天性心疾患に対しては低侵襲のカテーテル治療を実施する国内でも数少ない施設のひとつであり、僧帽弁閉鎖不全症においても麻布大学式僧帽弁形成術で、速く、かつ高い逆流制御率を実現しております。呼吸器疾患においても気管支鏡検査からステント治療、外科まで対応しております。循環器疾患か呼吸器疾患か分からない場合には、是非麻布大学までご紹介ください。

脳、脊髄、末梢神経、及び筋肉疾患の診察をします。
CTやMRI、脳波検査、電気生理学的検査などを行い診断し、病状に応じて外科治療の対応もします。

臨床現場では、多くの先生方が、様々な程度の跛行を示す患者さんに日常的に遭遇すると思います。これらの症状を示す患者さんを診察する際、とりあえず痛そうな場所のX線検査を行い、痛そうだからとりあえず消炎鎮痛剤を処方することがあるかもしれません。こういった対応によって、原因はわからないが、その症状が消失することもあれば、対照的に、その症状が全く改善せずむしろ悪化し、その後の対応に苦慮したことがある、という話をよく聞きます。
本学附属動物病院整形外科では、各患者さんに対し、詳細な整形外科学的検査を行います。その検査所見に基づき、適切な診断検査を行います。症状発現の原因を可能な限り明らかにし、より精度の高い診断を下すことを心がけております。そして、診断に基づいた、内科的療法、外科的療法、その他の治療法を含め、適切な治療法の選択肢を飼い主さんに提案し、実践しております。

軟部組織外科・腫瘍外科では、日本小動物外科専門医を中心に「考える外科」をスローガンに掲げ、症例と向き合っております。あらゆる軟部組織疾患や腫瘍に対する一般的な手術から難易度の高い手術まで対応しています。他院にて手術困難とされた症例でも一度ご相談ください。また低侵襲治療として、腹腔鏡／胸腔鏡といった内視鏡下手術や、動注化学療法やステントなどのカテーテル治療も実施しています。

組織検査と病理解剖を行います。組織検査は生検や手術などで採取された組織から顕微鏡標本を作製し診断をします。病理解剖は各臓器を肉眼的、顕微鏡的に観察して死因の究明をします。

診療日は火、水、木、金曜日です。初診依頼についてはできるだけ早い日程で対応いたします。緊急症例については月曜日診察の総合診療科と連携して対応します。

近隣の農家の牛を中心に、40年以上診療活動を続けています。基本的に動物は入院させて、学生教育にも利用させていただきます。近年の農家戸数の減少はありますが、飼い主さまと、NOSAI団体はじめ多くの産業動物獣医師の先生方のお役に立てるよう、今後も牛豚診療科一同、頑張っていきます。

紹介診療科が分からないや少しでも早く見てもらいたいというニーズに応えるべく2021年4月から本格始動しております。確定診断のついてない症例を診察し、必要に応じて的確かつ迅速により高度な医療提供ができる本院専門診療科へ引き継ぎ、スムーズに治療に入っていけるように心掛けております。