採用情報
研修医の生活
研修医の1日の流れ
麻布大学附属動物病院では、9科の全ての診療科において研修を行うプログラムがあり、総合的な診療能力の習得を目的とする全科研修獣医師(特任副手)が診療に従事しています。
充実した環境の中で、各診療科の担当教員とともに症例の診療に取り組むことで、より実践的な知識、技術を身に付けることができるようプログラムが組まれ、現在は9人が在籍し日々自己研鑽に励んでいます。
研修医の居室には1人1人にパソコンが支給され、共用設備として冷蔵庫、電子レンジ等が完備されており、各自に机が割り当てられます。
また、院内には白衣・サージカルスクラブ用の洗濯・乾燥機、男女別更衣室・シャワールーム・ロッカーが設置されています。
より研修医のことがわかるように"とある研修医の一日"をまとめましたのでご覧ください。
ある1日のスケジュール
出勤
入院症例の容態の確認・処置や一日の診察準備を行います。今日も忙しい一日の始まりです。
診療開始
診療科長と共に診療を行います。毎月シフトが決められていて、曜日ごとに全診療科の診療を担当します。また、オーナーさんとの問診も対応し、症例の状況・容態を確認して、必要な検査(X線撮影・超音波検査等)も行います。
お昼休み
診療の合間を縫って束の間の休息を取ります。病院には、他の開業動物病院で働いている獣医師も専科研修医として来ており、同世代の先生たちと情報交換を行うなどしながら過ごしています。
午後診療
午後の診療が落ち着き始めたら、その日に所属した診療科の症例検討会や特任副手セミナーに参加して診療のノウハウを吸収します。より実践的な実習内容も含まれていてとても勉強になります。
退勤
入院症例がいる場合は、指導教員の指示の下、処置を行います。そのあと、翌日予約症例の診療の準備をして一日が終了です。
休診日には、みんなでBBQをするなど親交を深めあって切磋琢磨しています。
「一人ひとりに対して、より丁寧に、考えて診療を」
2019年4月から大阪府立大学生命環境科学域附属獣医臨床センターにおいて研修獣医師として勤務開始し、1年半の全科研修を経て、2020年10月から腫瘍科にて勤務。
2021年4月から画像診断学という領域に関して自己研鑽を第一に行いたいという思いから、特任副手として全診療科の診療に携わり、全体的な技術の向上を目指すとともにCT及びMRIの撮像方法を駆使した腫瘍種の特異所見の臨床研究が行える麻布大学附属動物病院の研修医となる。
特任教員 日下 拓哉
卒業大学 麻布大学獣医学部獣医学科(2019年3月卒)