学生実習

麻布大学附属動物病院は、二次診療を行なう臨床施設であると同時に、臨床教育を行なう教育施設でもあります。
診療は本学の臨床教員を中心に行なわれ、病気の動物を通して臨床の基礎となる診察・治療の実践的な教育が実施されます。
実習のまとめとして、病院診察症例をもとに、報告書を作成し、症例検討会では口頭で症例発表をして、症例の検討を行ないます。

小動物の実習

臨床経験の豊富な教員の指導のもとに、実習動物を用いた保定や採血法などを学ぶ獣医総合臨床実習や、附属動物病院内での症例検討、診療の進め方や手術方法について学修する小動物臨床実習など、臨床現場に密接した場所で臨床獣医師として必要な知識と技術を身につけます。

産業動物の実習

産業動物臨床教育センター（LAVEC）では、1年次から6年次まで牛、馬、羊や山羊などの入院患畜を通して、産業動物の基礎的な知識や管理方法を学びます。
参加型臨床実習では、教員の指導のもとに学生が入院症例を実際に診断・治療することによって、実践的な知識と技術を学ぶことができます。