施設案内
産業動物臨床教育センター(LAVEC)
産業動物
臨床教育センター
Large Animal
Veterinary Educational Center
麻布大学内には、産業動物(大動物)の診療や実習を行う2階建ての診療・入院および教育施設「産業動物臨床教育センター(Large Aninal Veterinary Educational Center:通称LAVEC)」があり、全国地域からの症例を受け入れております。
①大動物実習室
大動物実習室
消毒室(東)
ホイストクレーン
入口には消毒室を設け、入退場者の病原体侵入、持ち出しを防止し建物内の衛生管理に留意しています。
②手術室
手術室
油圧式手術台
患畜のスムーズな搬入のためのスロープ付き入場口、起立不能の動物の搬入および搬出のための天井クレーンを設置しています。
また、予後不良症例の解剖を行う病理解剖場が隣接しています。
入院患畜は、学内の産業動物臨床経験の豊富な教員を中心に治療・管理されています。
X線検査室は患畜動物のX線検査が可能な遮へい空間で、成牛・馬の撮影も可能です。
手術室は油圧式手術台を設置し、様々な角度からの手術が可能です。手術室には隣接して馬の術後回復室が設置してあります。
③解剖実習室
解剖実習室
④大動物病理解剖室
大動物病理解剖室
⑤講義室
講義室
⑥実習室
実習室
2階はゼミ室や講義室などがあり、学内の講義や実習のほか、学外からの研修会や講演会などにも利用されています。
全フロアで無線LANの使用が可能です。
LAVECの防疫管理
入院動物はすべて、入院時に糞便を採材し、Dembo-PCRの遺伝子検査によって、ウイルス、細菌、寄生虫等の病原体の検査を行っております。
入退場するすべての人は、微酸性電解水の微細ミストを浴びて入場します。微酸性電解水は、体表に付着した細菌等を殺菌し、LAVECの入退場者が病原体を持ち込まない、持ち出さないようにします。
また、LAVEC内の床や柵の洗浄・消毒にもこの微酸性電解水を使用しています。